~ 秋晴れの下 140名が参加 ~ 加茂まち歩きイベント・北前船セミナー盛大に開催!
令和6年10月13日(日)加茂コミュニティ防災センターを会場に、恒例の加茂まち歩きイベントが開催されました。今年は、鶴岡市北前船推進協議会(鶴岡市観光物産課事務局)とのコラボイベントもあり、140名の地区内外の参加者で賑わいました。
今年で4回目となるまち歩きイベントは、自治振興会地域振興部(本間敏部長)と体育協会(加藤達也会長)主催で、“北前船寄港地加茂”の歴史を後世に残し、伝承していく目的で毎年行っています。開会式終了後、防災センター駐車場をスタートした参加者は、10基の歴史看板をめぐり、景品が隠されている場所を当てるクイズや、グランドデザイン産業チームが企画した極楽寺でのダーツゲームで景品ゲットなど、今年も参加者が大いに楽しみながら加茂の歴史を学びました。また、グランドデザイン教育チームの新しい地域ビジョン事業にて作った「加茂の大判焼き」を参加者に振舞いました。大判焼きの味はあんことカスタードクリームとチョコクリームの3種類を提供し、思いがけない10時のおやつに参加者は「おいしい!!」と舌鼓をうちました。
まち歩きをスタートする参加者
新地稲荷神社の歴史看板
産業チームの極楽寺でのダーツゲーム
教育チームの大判焼きの振る舞い
閉会式終了後の芋煮会では、庄内の芋煮に加え芋煮の発祥地である中山町の「棒鱈芋煮」との食べ比べが行われました。加茂の廻船問屋長澤家と繋がりがあった中山町とは、昨年度から加茂地区と交流があり今回の企画に至りました。棒鱈芋煮は、干した鱈と里芋、油揚げの皮、こんにゃく、しいたけなどが入っていて、いつも食べている庄内風芋煮よりも人気で、棒鱈芋煮に長蛇の列ができ、100人前があっという間に完食となりました。また、芋煮を堪能しながらの特別ライブでは、東北公益文科大1年の木村光惺くん(青森県五所川原市出身)が、津軽三味線の演奏を披露してくれ、観客のアンコールにも応えていました。
まち歩き参加者全員で記念撮影
東北公益文科大学の渡辺准教授と木村君
午後は、鶴岡市北前船推進協議会主催の「北前船セミナーin加茂」が行われ、講師に旧加茂小学校元校長の升川繁敏氏の講演「北前船と食文化は関係ある??」が開催された。講演には、地区内外約100名の市民が参加し、10代・20代の若い年代の参加も多かった。講演後には北前船で伝わった特産品等が当たる抽選会が行われ、参加者からは「毎年北前船セミナーをやってほしい」と大盛況のうちに終えることができた。
北前船セミナーの参加者
講師 升川繫敏氏