荒倉神社 油戸祭について
鶴岡市油戸地区の荒倉神社は千三百年の歴史と伝統を守り続づけています。境内社を併せ総称して『荒倉大神』と呼ばれています。
五穀を始め、食物、牛馬、蚕、動物の守護神、とくに古くから馬の神として有名です。また、交通、航海の安全、安産、縁結びの神であります。よく神社の入り口の両脇に一対で向き合っている狛犬を見たことがあると思いますが、荒倉神社は御神馬が向き合っています。
油戸の歴史をみますと明治二十九年に神宿家の記録があり、毎年受け継がれています。朝九時、漁港で沖に向かって獅子舞、神事を行い、その後各家一軒一軒門獅子が廻り、最後に神宿家へ行って公民館に来ます。公民館で獅子舞、神事、神宿受け渡しの儀式を行って、新神宿へ引き継がれ一年間御鎮させて頂く祭りです。 【油戸住民会長 佐藤市郎】
御神馬2体
1年間御鎮りしていただいた眞坂家
本当屋、受当屋の引継ぎ盃事